二つの防音室のタイプの比較

従来型の「インナー調音タイプ」の特長

防音壁は、遮音層と音響調整層の2層から成り、前者を工場で製作し現地で組み立てた後に、現地作業によって音響調整層を造作していきます。それが完成後、その上からクロス等で内装仕上げを施しますので、一般のお部屋(リビングルームや寝室など)と同様、スタイルやデザインの完全な自由性があります。(クラシックスタイル、シンプルモダン、南欧風、あるいは和風や古民家風にすることさえできます)。また収納や本棚などを自由に作り付けすることも同時に行えます。このような設計およびデザイン上の高い自由度と格調高い雰囲気が、このタイプの特長です。

 

新方式の「アウター調音タイプ」の特徴

防音壁は、遮音層のみの1層から成り、工場で室内側のクロス貼りまで含めてユニット化して製作し、現地で組み立てます。そしてその後、やはり工場で製作した音響調整ツール(吸音パネル、音響拡散パネルなど)を取り付けます。つまり現場での作業が組み立てと取り付けだけですので、きわめて短期間で完成でき、作業音も小さく、ほこりが発生することもほとんどありません。
内部のデザインは、インナー調音タイプほどのスタイルの自由度はありませんが、どちらかといえばスタジオ的な雰囲気を持つ部屋となり、それを好まれる方もあると思います。
また音響調整ツールは位置変更や増備などが簡単にできますので、完成後でも音質や響きの調整を自由に行うことが可能です。
さらに防音壁のユニットは、組み換えや解体が容易にできますので、将来、広さを変えたり、他の場所への移設したりすることも、問題なく行うことができます。

 

両タイプ共通の特長

いずれも部屋の形状としては、完全な自由設計となり、設置する場所にピタリと適合した形(平面形だけでなく、天井の高さや傾斜、窓やドアの位置、柱型や梁型の欠き込みも)にすることが可能です。
また高度な遮音性能も共通です。

 

 

【なお、K氏開発の各種音響調整ツールは、単体でも販売・取り付けを行いますので、これを用いて既存の防音室の音響を、低コストで大きく改善することも可能です。】

 

アウター調音タイプや音響調整ツールについて詳しいことをお知りになりたい方は、それが掲載されているサイトや、実際に音響を体験できるモデルルームもございますので(東京都中野区と大阪府豊中市)、
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